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身近の アートな人々②

先日、お盆明けの日曜日の午後のことですが、ピアノ教室「ピアノキオ」の新開講記念として、お世話になった親族の方々をご招待してプライヴェート・ピアノ・コンサートを「アートリアル 堺」で開催しました。

この企画の段階から、コンサート後のご招待の方々へのおもてなしをどうしようかなぁ、と考えていたところ、お隣がケーキ屋さん(「パティスリー エトワ」さん)なので、この日のための特別オーダーをしようと、ふと思いつきました。

ピアノ教室の新開講記念なので「グランド・ピアノの形のオーダー・メイド・ケーキは出来ますか?」とお店に行ってオーナーさんに尋ねたところ、「大丈夫ですよ」というお返事だったので、多人数で分けられるように大型のものを注文しました。

注文時、「屋根(上蓋の部分)などはできないですけど」と仰っておられたのですが、当日引き取りに行くと、まずお店の冷蔵庫からビッグ・サイズの白い箱が出てきてビックリ!

「お家の冷蔵庫に入りますか?」と仰るのに対して、「え゛っえぇぇ、多分…(ム、む、無理かもしれない…)」とまるで気後れする子供のような返事をしながら、お店の中で箱を開けて中を見せて頂き、さらにビツクリ!!

想像以上の存在感、インパクト!

おお〜っ! ピアノの屋根、ちゃんとついてるし!!

にこやかに、「奮発しました」と、エトワのオーナーさん。

す、凄すぎます…。

落とさぬよう転ばぬよう、大事なケーキを持ち帰り、親族にお披露目すると「ワぁ゛ぁ〜」と、どよめき、たちまち「撮影会」となりました(笑)。

土台はチョコのスポンジでお願いしていたので、ピアノは全身チョコチョコ(スポンジの中の層にはみずみずしく甘酸っぱいイチゴも!)

コーティングや板状のチョコがまたそれぞれに上質で、口どけ優しく、柔らかく。

ピアノの屋根を支える「縁の下の力持ち」、色とりどりのフルーツがコロりコロりと詰まっていて、これ正に、夢の競演ですね〜。

さらに驚いたのは、ピアノの譜面立てや、この譜面立ての横の譜面台(ランプ台とも言う)の配置をはじめ、白鍵・黒鍵の並び方(特に黒鍵が左端から1面、2面、3面…と並んでいる)に至るまで、現物のグランド・ビアノを極めて忠実に再現されているところです。

さすが、アルティザン!

しかも、緻密さだけでなく、ケーキにすごく夢が感じられるのです。

オーナーさんに後にお会いして御礼をお伝えした時、「生徒さんがたくさん来るといいですね」と言って頂きました。

素敵なお店だなぁと、改めてしみじみと思いました。

来たる9月には、生徒さんやお世話になった方々などをご招待して、ミニ・コンサートを開催します。

さぁ、今度はどんなおもてなしがいいかなぁ〜と、ただいま思案中なのです。

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